派遣人気加速、ドラマが与えた影響と今後への課題とは?
「ハケン(派遣)の品格」というスーパー派遣社員を主人公にしたドラマがヒットしました。
派遣会社の評判によく取り上げられる正社員との人間関係や、派遣社員ならではの悩みなどがうまく表現されており、派遣とはこういうもんだ、というのがよく出ていたと思います。
ドラマの中では、派遣の仕事というものに対する思いや姿勢がまったく正反対の派遣社員が登場し、その周りで起こる問題や事情は実にリアルなものでした。
ハケンの品格は、結果として派遣社員、派遣会社の評判を高めるのに一役買った形になりました。
しかし本来仕事として取り組むべき姿勢については、派遣社員だから・・・という甘えを真っ向から否定する主人公について、共感できる部分が多かったことが人気を集めた秘密かもしれませんね。
卒業しても就職が決まらず、やっとのことで派遣社員として就職したものの、雑用ばかりで仕事をする目的が見出せなかったダメ派遣社員。結構こういうポジションで派遣社員を捉えている人も多いのでは?
でもそんな派遣社員が多くては、派遣会社自体の評判を落とすことになってしまうでしょう。
結局、正社員でも派遣社員でもそんな姿勢ではダメなのです。
一方多くの資格を持ち、与えられた仕事を的確に完璧にこなすスーパー派遣社員。
人間性に問題はあるもののビジネスマンとしては超一流、派遣社員の鏡のような主人公の姿は多くの派遣社員たちにとって勇気を与えたことは間違いありません。
ハケンの品格を通じて派遣社員、派遣会社への評判が一気に高まったといえるかもしれません。
派遣会社の評判をよくするも悪くするも、それは第一線で働く派遣社員たちの資質によるところが多いでしょう。
結果、それはその派遣会社の評判のよし悪しになるわけですから、派遣会社もいい加減なことはできません。
ドラマにもあったようにまだまだ派遣社員の受け入れ体制に問題のある企業も多いのが事実です。
そのために派遣は正社員の軋轢の前に屈してしまいそうになることが少なからずあるでしょう。
でも今後ますます派遣導入を考える企業が増えることで、派遣会社間の競争も激化してくることが予想されます。
そんな中、実際に派遣社員として働こうとするあなた自身が派遣会社の評判を上げたり下げたりすることにもなるんだ、ということをよく肝に銘じておいてくださいね。